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1 :はこき(130401)φ ★:2013/03/09(土) 07:18:16.27 ID:???
火星に巨大洪水が起きていた証拠が、周回衛星のレーダーによって見つかった。
驚くほど最近に起きたこの洪水によって、火星に長さ966キロにわたる水路が形成されたとみられる。

この「マルテ谷(Marte Vallis)」の水路系の存在は以前から知られていた。
しかし、新たなレーダー調査の結果、この大規模な水路は従来考えられていた2倍の深さがあることが判明し、さらに水の出所と氾濫原が特定された。
それらが火山噴火の溶岩に埋もれたのは、わずか5億年前のことだ。
この巨大洪水と火山活動は地質学的にはごく最近に起こったものであり、火星が今なお地質学的に活発な惑星である可能性を示唆することから、特に重要性が高いと考えられる。
ここ10年ほどの間に新たな事実が次々と明らかになる以前、火星は寒くて乾燥した、地質学的には30億年以上前にほぼ活動を停止した惑星だと考えられていた。

「この巨大洪水は、地下深くにある水が地殻変動による亀裂を通じて地表に出てきたために発生したことを突き止めた」と、
今回の研究の共著者であるスミソニアン国立航空宇宙博物館(NASM)のガレス・モーガン(Gareth Morgan)氏は述べている。
「これまで水の出所と流出規模は謎だったが、レーダーによって溶岩流の下まで見通し、そこに以前は何があったのかを調べることができた」。
(>>2以降に続きます)

National Geographic News 2013/03/08
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130308003
画像:火星の「マルテ谷」の大洪水地形(画像中央の白い領域)。





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2 :はこき(130401)φ ★:2013/03/09(土) 07:18:50.21 ID:???
(>>1からの続きです)
◆地球にも発生していた大洪水
マルテ谷の洪水の規模は、1万5000年ほど前に米太平洋岸北西部で起こったミズーラ洪水に近いとモーガン氏はみている。
ミズーラ洪水では、当時存在した氷河湖ミズーラ湖の氷のダムが決壊し、あふれた水が西へ流れて現在のワシントン州とオレゴン州の広いエリアを浸水させた。
洪水のため、幅322キロの湖は48時間で水が枯れたと考えられている。
ミズーラ洪水(何度も発生した)の場合も、火星のマルテ谷の巨大洪水(ミズーラに比べて発生頻度ははるかに低いとみられる)の場合も、水の威力によって固まった溶岩や玄武岩に深い水路が掘られた。
モーガン氏のほか、NASAのゴダード宇宙飛行センターやジェット推進研究所(JPL)、サウスウェスト研究所(SwRI)の研究者が参加した今回の研究は、
NASAの火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタに搭載された浅部レーダー「SHARAD」(Shallow Subsurface Radar)のデータを数年がかりで分析した結果に基づいている。
レーダーはこれまで主に火星の両極の調査に用いられており、最近になってようやく赤道付近のエリシウム平原など他の地域にも目を向けられるようになった。
マルテ谷はこのエリシウム平原にある。
火星に存在するこれらの深い水路は、およそ37億~31億年前に形成された。長さは966キロかそれ以上、幅は約97キロと推定される。
水路の特徴を分析した結果、水流の深さは従来推定されていた40メートルよりも深く、80メートルかそれ以上あったと研究チームは結論づけている。

◆画期的な発見
今回の発見は、火星に水の痕跡を見出すという近年の画期的な研究成果につらなるものだ。深い水路だけでなく、これまでにも液体の水が流れてできたとみられ、
しかも今なお成長している可能性のある“溝”や、火星の暖かい時期に塩水がクレーターの壁面を流れ落ちたとみられる痕跡などが見つかっている。
「火星は現在、非常に寒く乾燥していることは確かだが、それでも今なお活動していて、死んでなどいない」とモーガン氏は言う。
「火星の表面下には膨大な量の氷があり、この氷と地表との関係についてはまだ詳しいことがわかっていない」。
しかし今回のマルテ谷の発見により、火星の地下水が岩石の割れ目を通って地表に出てくる可能性があり、実際、比較的近い過去にそのような現象が起きていたことが明らかになったとモーガン氏は述べる。
そして将来、同様の現象によって再び巨大洪水が起きる可能性もゼロではない。
今回の研究成果は、3月7日付で「Science」誌オンライン版に発表された。

3 :名前をあたえないでください:2013/03/09(土) 07:22:05.51 ID:UZUXP0iL
氷を溶かした熱量って何?

4 :名前をあたえないでください:2013/03/09(土) 07:30:08.09 ID:ot2VwY+p
>>1
宇宙の成り立ち

http://livedoor.blogimg.jp/nutty2nd/imgs/c/b/cb2c3bdc.jpg
http://blog-imgs-56-origin.fc2.com/2/c/h/2chmatometayo/img13391377891.jpg

8 :名前をあたえないでください:2013/03/09(土) 07:51:37.14 ID:M8G2v4a0
>>3
単純に、火星の重力だな。
重力圧で、地下深くの岩石は溶けて熱を発する。(地球も同じ)
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2 :はこき(130401)φ ★:2013/03/09(土) 07:18:50.21 ID:???
(>>1からの続きです)
◆地球にも発生していた大洪水
マルテ谷の洪水の規模は、1万5000年ほど前に米太平洋岸北西部で起こったミズーラ洪水に近いとモーガン氏はみている。
ミズーラ洪水では、当時存在した氷河湖ミズーラ湖の氷のダムが決壊し、あふれた水が西へ流れて現在のワシントン州とオレゴン州の広いエリアを浸水させた。
洪水のため、幅322キロの湖は48時間で水が枯れたと考えられている。
ミズーラ洪水(何度も発生した)の場合も、火星のマルテ谷の巨大洪水(ミズーラに比べて発生頻度ははるかに低いとみられる)の場合も、水の威力によって固まった溶岩や玄武岩に深い水路が掘られた。
モーガン氏のほか、NASAのゴダード宇宙飛行センターやジェット推進研究所(JPL)、サウスウェスト研究所(SwRI)の研究者が参加した今回の研究は、
NASAの火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタに搭載された浅部レーダー「SHARAD」(Shallow Subsurface Radar)のデータを数年がかりで分析した結果に基づいている。
レーダーはこれまで主に火星の両極の調査に用いられており、最近になってようやく赤道付近のエリシウム平原など他の地域にも目を向けられるようになった。
マルテ谷はこのエリシウム平原にある。
火星に存在するこれらの深い水路は、およそ37億~31億年前に形成された。長さは966キロかそれ以上、幅は約97キロと推定される。
水路の特徴を分析した結果、水流の深さは従来推定されていた40メートルよりも深く、80メートルかそれ以上あったと研究チームは結論づけている。

◆画期的な発見
今回の発見は、火星に水の痕跡を見出すという近年の画期的な研究成果につらなるものだ。深い水路だけでなく、これまでにも液体の水が流れてできたとみられ、
しかも今なお成長している可能性のある“溝”や、火星の暖かい時期に塩水がクレーターの壁面を流れ落ちたとみられる痕跡などが見つかっている。
「火星は現在、非常に寒く乾燥していることは確かだが、それでも今なお活動していて、死んでなどいない」とモーガン氏は言う。
「火星の表面下には膨大な量の氷があり、この氷と地表との関係についてはまだ詳しいことがわかっていない」。
しかし今回のマルテ谷の発見により、火星の地下水が岩石の割れ目を通って地表に出てくる可能性があり、実際、比較的近い過去にそのような現象が起きていたことが明らかになったとモーガン氏は述べる。
そして将来、同様の現象によって再び巨大洪水が起きる可能性もゼロではない。
今回の研究成果は、3月7日付で「Science」誌オンライン版に発表された。

3 :名前をあたえないでください:2013/03/09(土) 07:22:05.51 ID:UZUXP0iL
氷を溶かした熱量って何?

4 :名前をあたえないでください:2013/03/09(土) 07:30:08.09 ID:ot2VwY+p
>>1
宇宙の成り立ち

http://livedoor.blogimg.jp/nutty2nd/imgs/c/b/cb2c3bdc.jpg
http://blog-imgs-56-origin.fc2.com/2/c/h/2chmatometayo/img13391377891.jpg

8 :名前をあたえないでください:2013/03/09(土) 07:51:37.14 ID:M8G2v4a0
>>3
単純に、火星の重力だな。
重力圧で、地下深くの岩石は溶けて熱を発する。(地球も同じ)
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